「マイレージ、マイライフ」あらすじ続き

ジョージ・クルーニー

「マイレージ、マイライフ」あらすじ続き

365日という1年間に実に322日は飛行機に乗っているというライアン・ビンガムの目標は1000万マイルを到達することです。プライベートでは親や親戚関係とは距離を持ったドライな付き合いをしています。仕事ではストレスが溜まりそうな解雇を宣告することを専門職にしていますが、そんなストレスフルな仕事をプレッシャーにも感じることもありません。だからといって、解雇を宣告するときには、とても人間的な対応をすることをモットーとしていますが、ライアンからすると解雇宣告をしてあげることで逆に彼たちの肩に抱えている重荷を降ろしてあげていると思っているからこそ、ストレスを感じることなく解雇通告ができるのでしょう。

魅力的なキャリアウーマンのアレックスとも、互いが「Casualな関係」と割り切っている大人の関係です。そんなライアンにもちょっとした転機がおこりました。

ライアンの転機とあらすじの続き

ライアンには姉妹がいますが、姉のカーラから3週間後に結婚をする妹ジュリーのために、ジュリーと婚約者が写っている看板を持ち歩いてライアンが出張に行く先々でぜひ写真を撮ってきて。と頼まれました。ライアンはその頼みを引き受けて、新人のナタリーと出張を続けながら魅力的なキャリアウーマンのアレックスと会うための時間を作ることを計画するのでした。

そしてそんな出張先で、ナタリーは恋人からあっさりとメールで別れを告げられたことに衝撃を受けています。ナタリーは心乱されている中で、ライアンとアレックスと3人で初めて顔を会わせますが、ライアンはアレックスとの関係を「Casualな関係」としか言わないらい案を非難するのでした。

ナタリーはライアンと一緒に出張しながら、ライアンの解雇を告げる交渉術を近くで学びながら、少しずつ成長いきます。そして最終的には交渉がとても難しいとされているデトロイトの自動車工場で働く熟練工の退職勧告を、遠隔交渉で行いみごと成功させるのでした。

ライアンの転機

妹ジュリーの結婚式に、ライアンはアレックスを同伴させますが、ところが挙式の当日にジュリーの婚約者つまり花婿が逃げるという事件が起こります。ライアンは男同士というともあってか、花婿に話を聞きにいく役を任されるのでした。

花婿は結婚することをためらっていて、ライアンに「ビロードうさぎ」を読んだことがあるか?!ということを問いただします。婚約者が言いたかったのは、男の子のプレゼントとしてやってきたビロードでできているウサギもすぐに飽きられてしまう。ということが話したかったのでしょう。そしてライアンに「昨日の夜に、考えてみたんだけど結婚に未来を見出すことができない。このまま結婚をして、子供を産んでそして年をとって・・・静かな余生をすごすなんてとてもできない。」と言うのでした。

ライアン自身も独り身で、自由に気ままに過ごしているので結婚式を逃げ出した花婿を説得するだけの材料を持ち合わせてはいませんが、さすがそこはさすが言葉を捻り出してきます。「今まで一番幸せだった記憶はあるかい?」と。すると「ある」と答えます。「その時は独りだった?」「いいえ、誰かと一緒だった」「そうだろうな。じゃあ昨日悩んだ時はどうだった?」「独りだった。・・・そうか・・なるほど。。」とこのライアンの言葉で、花婿は昨日の考えを改めて無事結婚することになりました。

妹ジュリーの婚約者が結婚することに脅えて逃げ出そうとしていたのを、結果的にライアンが思いとどまらせたようになりましたが、この出来事がライアンにも影響を与えることになりました。自分のモットーでもある『バックパックに入らない人生の荷物は背負わない』という生き方に、自分でも疑問を感じるのでした。自分の人生のスーツケースは空っぽだといういうことに気づくのでした。ライアンは、これからの人生をアレックスと一緒に人生を生きたいと思ったのです。


ライアンの見たものは・・・

ライアンは飛行機に飛び乗り、シカゴへと向かいます。シカゴにはアレックスが暮らしているからです。そしてアレックスの自宅へと向かいますがそこで目にしたものは・・・・

アレックスと子ども、そして夫がいる本当のアレックスの本当の姿でした。「家に来るなんてひどいわ。でもこれが私の本当の人生なのよ」「ボクも君の人生の一部になりたかったよ」とライアンは答えるのでした。

ナタリーが以前、自分の理想とする結婚観を語る時に、かなり詳細に詳しくペットのことまでもいろいろ持ち出し車の車種までも語るのに対して、アレックスは「自分より収入が上であることに越したことがない」という程度で終わったのには、結婚生活がどんなものなのかを分かっていたからかもしれません。